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2020.11.25

新型コロナに関する私の見解

時事ネタ
時事ネタ / 大村 康雄

2020年11月25日現在、新型コロナウイルスの第3波とも言うべき感染が広がっています。

私はたびたびFacebookや過去のブログで新型コロナウイルスに対する世の中の反応に対して疑問を呈してきましたが、今日は具体的にどうあるべきと私が考えているかをここに書きたいと思います。

 

感染者の発表は意味がない

連日、本日の感染者と発表がありますが、これはいたずらに不安を煽るだけで何の意味もないと思っています。

理由は、主に3つです。

・検査総数が増えればそれに比例して感染者が見つかるのは当然なので検査体制が整えばどんどん感染者数の”発見”は増えること。つまり、感染者の増加が感染の広がりなのか検査体制の拡充が要因のなのかわからないから。

・現在、個人でも検査を受けられるようになっており、保健所が把握できない感染者もいること。つまり、そもそも感染者の数字自体が正確ではないから。

・感染者=発症者というわけではなく、若年層に至ってはそのほとんどが無症状であること。つまり、感染者の増加が医療体制の逼迫をもたらすという関係性はゼロではないものの非常に薄いから。

以上を理由に、毎日報道される感染者数は意味がないと思っています。

でも、こんなことはメディア側もわかっているはずです。では、なぜこのような報道をするのか?

それは、「今日の感染者は~」と流れるとチャンネルが止まります。クリックをします。視聴率は瞬間視聴率の積み重ねですし、PVも衝動的に押したクリックの積み重ねです。

つまりは、数字が稼げるコンテンツが”今日の感染者”なのです。

 

■事実を正しく理解する

私はこちらのサイトから新型コロナの状況を把握しています。

東洋経済さんのサイトですが、網羅的に情報を入手できます。こちらのサイトによると、2020年11月25日現在、年齢別の感染者と死亡者数は以下のとおりです。

80代以上:感染者数7391名 死亡者数1092名 死亡率14.8%

70代:感染者数7885名 死亡者数490名 死亡率6.2%

60代:感染者数9537名 死亡者数108名 死亡率1.1%

50代:感染者数15313名 死亡者数62名 死亡率0.4%

40代:感染者数17254名 死亡者数20名 死亡率0.1%

30代:感染者数20299名 死亡者数6名 死亡率0.03%

20代:感染者数31550名 死亡者数2名 死亡率0.006%

10代未満では死者がいません。

この数字をどう考えるかがポイントです。

もちろん亡くなっている方がいるわけですので、無視して良いというつもりはまったくありません。ただ、治療法が確立されてきていることを鑑みると、こちらの死亡者の多くは新型コロナが流行り始めた際に発生したものが多く、直近の死亡率はもっと下がっている可能性が高いわけです。

つまり、70歳未満に関してはそこまで恐れる必要はないと考えても良いのではないでしょうか?

 

■生活を変える基準は高齢者の存在と病床の占有率

このような事実を把握した時、普段の生活を見直さないといけないのは、70歳以上の方々と70歳以上の方々と普段接している方々です。

それ以外の年代の方々は普段の生活をして、経済を回すことが重要になってきます。

若年層が感染を広めると70歳以上に影響があるという話もあると思います。ですが、彼らが普段の生活をして経済を回さないとよりたくさんの自殺者が出てしまいます。この辺りは後述します。

また、若年層が生活スタイルを変えないといけないときは、病院のベッドがいっぱいになり、入院できなくなりそうなときです。そのような事態になれば、一気に死亡者数が上がってしまいますので、各都道府県の病院の占有率は注意して見ていく必要があります。

 

■自殺者数の推移を見過ごしてはいけない

こちら、警察庁のデータから拾った各月ごとの自殺者数の推移です。

今年の春が昨年と比べて大きくマイナスになっているのは、自粛生活により家にいる期間が長くなり、ストレスを抱えていた環境から距離を取ることができたためと考えられます。

ですが、7月以降はプラスに転じています。新型コロナウイルスによる死亡者はこれまでに2020年11月25日現在1988名です。このままのペースの増加が続けば年末までに自殺による死者のほうが新型コロナによる犠牲者を上回ってしまいます。

特に、新型コロナで影響を受けている業種は、飲食、旅行など、場所に根ざす業態が多く、業態転換が容易ではありません。この状況を乗り切るために借金をしても、借りたものは返さねばならず、返済のスタートは毎月の出費の増加となります。出費の増加に見合った売上の増加があれば良いですが、飲食業や観光業はその立地の人通りの多さ、元々の座席数、ホテルの部屋数など制約条件が多く、売上の増加はそう簡単にできるものではありません。

結果、気力も体力も尽きてしまうということは想像に難くないのです。

 

■あるべき政府のスタンスとマスコミ報道

理想を言えば政府が全国民の生活費を工面し、「お金あげるからじっとしてて」というのが一番の解決策です。ですが、ご存知のように日本という国は借金だらけの火の車。そんな余裕はありません。

そうすると、正しくこの状況を理解し、可能な限り被害を抑える行動様式を全国民が行っていく必要があります。そのためには以下のことが即時実行される必要があります。

・毎日の感染者数ではなく各都道府県の毎日の病床占有率を報道すること

・認可された薬が効いているか国民が知るために毎日の年代別の死亡者数を報道すること

・医療従事者の負担を防ぐため感染症の分類を引き下げ無症状者は自宅療養にすること

・全国民一律の自粛ではなく70歳以上と彼らに接する機会の多い人への注意喚起とすること

・70歳未満の人は、本人が望むのであれば普段通りの生活を尊重すること

 

以上が、この状況にヤキモキしている私の見解でした。

これから年末に向かい、飲食店にとっては書き入れ時を迎えます。

一人でも多くの人が少しでも良い状況で新年を迎えることができるよう、事実に即した行動をする人が一人でも多く増えればと思っています。

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