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時事ネタ
2022.12.02

サッカー日本代表から学ぶイメージの重要性

時事ネタ / 大村 康雄

本日早朝、カタールワールドカップにて、日本代表がスペイン代表を破りE組1位通過を決めました。
初戦のドイツ戦に続き、ワールドカップ優勝国を2か国も撃破しての予選リーグ突破は、日本サッカー史が変わっていく予感を感じます。

日本が初めてワールドカップに出場したのは、1998年のフランス大会です。
その大会で大活躍したのが中田英寿選手。ワールドカップ終了後、イタリアセリエAのペルージャに移籍します。
そして、デビュー戦では強豪ユベントスを相手に2ゴール。
私もリアルタイムで見てましたが、あの時の興奮はいまだに忘れられません。
そこからも活躍を続け、瞬く間に世界中のサッカーファンの誰もが知る選手になっていきます。

そんな中田選手が引退したのが2006年のドイツワールドカップの後でした。
29歳という若さでの引退は、素人である私はもちろん、世界各国の著名なサッカー関係者も衝撃だったようで、たくさんの人が残念がるコメントを発表したのを記憶しています。

この2006年のワールドカップを10歳の少年が見ていたとしたら、2022年現在26歳になっています。サッカー選手として脂の乗った年齢です。
そして、この16年の間に、日本はワールドカップ優勝国をフレンドリーマッチではなくワールドカップという真剣勝負の場で2か国もぶち破る実力を得ました。

つまり、2000年代初頭の「中田ができるなら俺だって!!」と思ったティーンエイジャーが、今のサッカー日本代表の強さのスタート地点だと思うのです。

そして、それは”イメージすることの大事さ”を痛感させてくれます。

中田選手よりも前に欧州で活躍したサッカー選手はいるにはいました。
ですが、通信環境がまだ整っておらずリアルタイムで彼らのプレーを動画で見ることはできませんでした。
リアルタイムで海外サッカーを見られる世の中になり、そこに中田選手が活躍したことで多くの子供たちが、「同じ日本人である自分もあんな場所でプレーしたい!できるはず!」と思えるようになり、日本サッカー界のレベルが底上げされたのだと思います。

また、今のサッカー日本代表は欧州5大リーグでプレーする選手がほとんどです。
そうすると、ワールドカップでの対戦相手にリーグ戦で戦ったことがある人がいるでしょうし、いなくても「○○選手があのレベルだったから、××選手はこの程度だろう」と、これまたイメージすることができます。
これにより、精神的なゆとりも多分に生まれ、それによるチームとしてのレベルアップももたらされているでしょう。

このように、”イメージをする”ということは、我々のポテンシャルを引き出すための重要な要素です。

仕事でも同様です。
新しい業務を始めることになった、新しく部下を持つことになった、転職をした、などなど、仕事においても”初めて戦う相手”はたくさん登場してきます。
そんなとき、「自分のやらないといけない仕事はあれとこれだな」などと、文章として理解するのではなく、目を閉じ、自分が颯爽と新しいチャレンジを軽々こなしている姿を、映画やドラマのワンシーンのように動画でイメージすることを習慣化してるでしょうか。

そこまでの事前準備をすることにより、あなたのポテンシャルが最大限発揮されるようになるはずです。

日本代表の長友選手も、試合前のインタビューで「ドイツ戦は頭の中で1000回以上戦っている」と言っていました。
そして、結果がきちんとついてきたわけです。

我々も、「イメージをする」ということを軽視せず、一つ一つの挑戦を確実にものにしていきたいものです。

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