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2021.03.05

日本の現状を正しく理解しましょう

時事ネタ
時事ネタ / 大村 康雄

開催されるかどうか危ぶまれている東京オリンピックですが、開催されたとしても海外からの観客の入国は認められない可能性があるようです。
これに対して、ネット上の書き込みではそうするべきという論調が多く見受けられます。

しかし、現実はこうです。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

日本経済新聞がまとめたサイトによると、一目瞭然で日本のワクチン接種回数はG7の中では断トツの最下位。
そして、それ以外の主要国と比べても劣っているという状況なのです。
今後、ワクチンの認可は進み、生産体制はどんどん増強されますから接種回数はどんどん伸びていくでしょう。


つまり、オリンピック開催時には、海外の人来ないでくださいという状況ではなく、「ワクチン打って、新型コロナ怖くないけど行っちゃだめなの?」という人々が世界の多くを占めるようになるということです。

日本は、偉そうに来ないでくれと言えるような国ではないわけです。
実際に、仮にワクチン接種完了した人だけ入国を認めるとすると、来日した外国人がスタジアムで肩を組んで応援し、日本人はオリンピックの時にはワクチン接種も始まってないですから、日本人同士の密を割けてお家で感染ということが起こるのです。
なんとも情けない話です。

生まれてこの方、治安もよく公衆衛生もきれいで経済も潤っている、世界でもトップクラスの国で生まれ育ってきたと、私は思ってました。でも、もうそれは違うと認識しなければならないときが来ていると思います。

競争相手がいるからこそ、切磋琢磨で成長していく。これはどのような環境にも当てはまる不変の真理だと思います。
しかし、日本の政治は社会党がなくなって以降、強い野党が登場することはなく、数年の民主党政権も国民にもたらしたものは失望でした。
その結果、自民党の一党独裁がずっと続き、結果として招かれた状況がこの衰退です。

与党が変わらないということは官僚組織も同じ体制が維持されます。
そうすると、不正が起こっているかどうかのチェックも働かず、最近話題の接待が横行するのも当然の結果と言えます。

自民党以外に政権を任せられそうな政党がないのも事実かも知れません。
ですが、このまま政党間の健全な競争がないまま進んでいくことはゆでガエル状態。
外国人が肩を組んで応援する中でステイホームしなければいけない日本人が発生するような状況なのに、外国人来るな!と叫んでいる日本人が多いことが、すでにゆであがり始めている証拠でしょう。


普段から正しく情報を入手してSNSなどでマスコミの誤った報道などを指摘して国民はバカじゃないと示していくこと。
そして、きちんと選挙に行くこと。
その結果として、そのような声を拾った強い野党が生まれてくると思います。
決して人任せにせず、政治にしっかりと関心を持つことは我々の未来を守ることだと強く認識しておくべきだ、と改めて感じます。

 

 

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