記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
経理の仕事を辞めたくなる理由は、ミスばかり・人間関係が悪い・残業でストレスがひどいなどさまざまです。
しかし経理を辞めることで、将来不利な立場になってしまう可能性もあります。後悔しないためにも、まずは辞める前に考えておきたいことに目を向けてみましょう。
今回の記事では、経理を辞めたくなる理由と向いていない人の特徴を解説。
辞めるべきかの判断基準となるチェックリストも使いながら、状況別にやるべきこと5つを紹介します。
転職のプロの意見を手っ取り早く欲しい人は、経理を辞めるべきか客観的なアドバイスをもらえる転職エージェント「MS-Japan」に相談するのもおすすめです。
経理を辞めたい人必見:本当に辞めたほうがいい人の特徴7つ【口コミあり】

「経理を辞めたい」「でも辞めてどうなるのか不安」と悩んでいる方は多いかもしれません。
そこで、経理を“本当に辞めたほうがいい人” の特徴を、状況を踏まえて解説します。
- 経理業務がわからない・難しい!ミスを指摘されても原因すら理解できない
- 経理担当として会社の財政状況が危ないことに気づいている
- 人間関係が悪く自分にばかり負担が来る【仕事と人間関係のどちらに問題があるか要チェック】
- 給料が少なく今後も上がる気配がない【経理で年収UPできるか徹底的に考える】
- 残業のストレスやプレッシャーを強く感じるもののやりがいがない
- 勉強が嫌い or 苦手で新しい知識の習得やスキルアップがつらい
- 「経理スキルを活かして地方公務員になりたい!」など明確な夢がある
経理業務がわからない・難しい!ミスを指摘されても原因すら理解できない
経理では専門用語を覚え、感覚的ではなく理屈を理解して動けなければ、業務を行えません。勘定科目を設定し、正確に仕訳を行うために、簿記2級程度の内容を理解しておく必要があります。
勉強してみても知識が身につかず、先輩に説明されても理解できないと、いつまでも業務を覚えられません。未経験でいきなり経理を始めた人の中には、業務が難しく感じられ、辞めてしまう人もいるでしょう。
「わからないことが多い、毎日の仕事がつらい」と感じる人は、まずはわかりやすいテキストで勉強してみてください。
【経理におすすめのテキスト】
・オールカラー 基本がわかる! しっかり役立つ! はじめての経理
・オールカラー 一番わかる! 経理の教科書
・1時間でわかる 経理1年生のおしごと (スピードマスター)
周囲に経理がわかる人がいるなら、「知識がゼロなので教えていただきたいです」と相談することも大切です。
しかし、以下の状態の場合、そもそも業務を進められないため、その会社の経理を続けるのは難しいかもしれません。
・勉強しても理解できない
・経理担当が自分しかおらず、誰にも質問できない
・業務の内容が理解できないため、ミスしても何が間違っているかすらわからない
経理担当として会社の財政状態が危ないことに気づいている
経理担当者が「会社を辞めたい」と感じるタイミングは、自社の財政状態に危機感を覚えた時とも言われています。
「会社の財政状態を知ってしまうときは、経理職自体を辞めたくなる…」
という声あり!
参照:Yahoo!知恵袋
実際、経営層以外で会社の経営状況を最もよく理解しているのは、お金の動きを把握している経理担当者に他なりません。
「この状態では、この会社はもたないだろう」
と判断し、辞める経理担当者がいても不思議ではないのです。
ただし、経理担当者も人間です。無意識に「自分の考えを正当化」している可能性もゼロではありません。例えば業務上のストレスや人間関係のトラブルなど、財政面以外の問題を抱えている経理担当者がいたとします。
その場合、当然、自分の会社に不満を抱き、否定したくなるものです。
「自分が正しく、会社が間違っているのだから、この会社はもうおしまいだろう」
と考えたい心理によって、財政状態を過小評価している可能性もあります。
そのため、辞める前に客観的な視点で会社の状況を見て、本当に自分の分析が正しいか考えてください。
また、他の会社に転職する際も、
「経理担当者が辞めた」
「経理担当者が辞めたがっている」
からといって、必ずしも会社の財政が悪化しているとは断言できないことを理解しましょう。
人間関係が悪く自分にばかり負担が来る【仕事と人間関係のどちらに問題があるか要チェック】
人間関係の悪化により、経理を辞めたくなるケースもあります。
「業務過多で残業、ミス多め。
少しでも間違えると怒られるので、ミスをするのが怖くてつらい」
という声あり
参照:Yahoo!知恵袋
「面倒くさいことは下っ端にさせる、という方針に絶望した」
という声あり
参照:Yahoo!知恵袋
経理担当者の声を確認すると、面倒な作業はすべて経理に丸投げするような会社があるのも確認できます。
経理はミスが許されないため、少しでも間違えると、他の部署から文句を言われる人もいるでしょう。
人間関係が悪く、自分にばかり負担が来る状態が続くと、ストレスとプレッシャーで精神的につらくなってしまいます。
この場合、「経理を辞めたい」と考えるのは当然です。
ただ、経理の業務自体には問題がなく、人間関係さえ改善されれば仕事を続けられそうなら、すぐに辞めるのは避けましょう。
上司の変更や部署異動によって、同じ会社でも仕事を続けられる可能性があるためです。
いったん立ち止まり、仕事と人間関係のどちらに問題があるかチェックして、原因をもとに解決策を考えてみてください。
給料が少なく今後も上がる気配がない【経理で年収UPできるか徹底的に考える】
経理の年収は一般的に350万~400万円ほどです。経理は管理部門の職種であり、仕事は利益を上げることが目的ではありません。
個人や部署単位でどれだけ実績をあげても、給与に反映されるケースは少ないのです。そのため長く勤めても、なかなか年収が上がらず、不満を抱く人も多くいます。
ただ、経理を続けていれば、会社の業績が上がるタイミングで、年収が高くなる可能性もあります。
「給料に不満なら現在の会社でどれくらいまで昇給できそうか把握する」の見出しで詳しく解説しますが、経理のまま年収UPできるケースもあるため、慎重に考えることが大切です。
残業のストレスやプレッシャーを強く感じるもののやりがいがない【繁忙期の忙しさに注意】
経理には繁忙期と閑散期があります。決算の時期や年末調整が必要な年度末は、残業が当たり前と言っていいでしょう。
一般的に6月と12月は賞与の支給があり、経理にとっては楽しみな時期というより、イレギュラー対応が求められる繁忙期です。閑散期もあるとはいえ、毎月の給料は経理がいなければ支給されないため、人によっては「毎月が繁忙期」と感じる可能性もあります。
残業が多いため、疲労やストレスを感じる人も少なくありません。数字を間違えてはいけないプレッシャーもあり、追い詰められている人もいるでしょう。
経理業務はこれほど大変なものですが、やりがいを感じられない人も多いかもしれません。営業やマーケティングのように、わかりやすい成果をあげる部署ではなく、コツコツ地道な作業の積み重ねがメイン業務のためです。
地味なポジションだと言われようと、会社に不可欠な業務を担う重要部署が経理です。
その誇りを持てているなら問題ありませんが、
「怒られることはあっても、褒められることが少なく、やりがいがない」
と感じる人は、他にやりたいことがあるのか、一度考えてみてもいいでしょう。
勉強が嫌い or 苦手で新しい知識の習得やスキルアップがつらい
経理を辞めたほうがいい人の大きな特徴が、「勉強が嫌い or 苦手」な人です。注意したいのは「勉強ができる人」「頭がいい人」が経理に向いているわけではないこと。
経理に向いているのは、新しい知識の習得やスキルアップを楽しめる人です。別の言い方をすれば、何かを学び、できるようになることを楽しめないなら、経理の仕事がつらくなる可能性があります。
経理担当者は会計や財務に関する、幅広く細かな知識を勉強しなければなりません。勉強意欲がなければ務まらない仕事と言っていいでしょう。
また知識だけではなく、コミュニケーション能力も磨く必要があります。全社員の給与を管理する部署として、他部署や銀行の人など、社内外でコミュニケーションを取るのも業務の1つです。
在宅の経理であっても、オンラインや電話などで密にやり取りする相手がいる可能性もあります。
知識を習得し、コミュニケーション能力を含むスキル向上が苦痛な人には、経理は不向きかもしれないのです。
「経理スキルを活かして地方公務員になりたい!」など明確な夢がある
「経理を辞めたい」と考える人の中には、別の目標ができ、前向きな気持ちで転職を考える方もいるでしょう。「経理を担ううちに、行政の財政への関心が高まったので、地方公務員になりたい」など、明確な夢があるケースです。
このケースでは、現職にとどまった場合と転職した場合で、年収やライフスタイルがどう変わるか確認する必要があります。転職後のメリット・デメリットを把握したうえで、「経理を辞めてでも、やりたいことかどうか」を考えましょう。
別の会社の経理でなら、やりたいことが実現できるケースもあるため、職種自体を変える必要があるか考えることも大切。
そのうえで「本当にやりたいことが、今の会社の経理職では実現できない」と判断したら、辞めるタイミングでしょう。
自分で判断できない人は、無料でキャリアアドバイスをしてくれる「MS-Japan」のようなプロに、一度相談してみてください。
まだ転職意思が固まっていない方も気軽に相談でき、「本当にやりたいこと」を明確化する第一歩を踏み出せますよ。
【最新動向】経理を辞めたい人の代表的な理由&向いていないとされる人の特徴3つ

経理を辞めたい人の代表的な理由であると同時に、向いていない人の特徴とも言える3つの内容を、最新の動向を踏まえて紹介します。
数字ばかりのルーティンワークで頭がおかしくなりそう
経理の仕事は数字がすべてであり、毎日ひたすら数字を入力します。
数学の入試問題レベルの複雑な計算は求められませんが、数字が苦手な人や計算ミスが多い人は、苦痛を感じるかもしれません。
「算数、数学が苦手で暗算や数字を間違えて情けない」
という声あり
参照:Yahoo!知恵
数字が得意な人も、経理としてプレッシャーを感じながら日々数字を見ていると、徐々に苦痛を感じる可能性はあります。また数字の入力を含め、基本的な業務は同じ作業のくり返しのため、ルーティンワークが苦手な人には不向きです。
「数字が苦手」もしくは「数字ばかりのルーティンワークでは頭がおかしくなりそう」と感じるならおすすめできません。
インボイス制度の導入で業務が複雑化して対応できない
2023年10月から導入された「インボイス制度」により、経理の業務が複雑化したのも、経理の代表的な退職動機です。インボイス制度は買手(課税事業者)に正確に納税してもらうため、売手(登録事業者)が消費税の金額が載った書類を発行するもの。
自営業やフリーランスの手取りが減るため、廃止を求める声も多い制度ですが、企業の経理担当者も打撃を受けています。人事ポータルサイトの調査では、20~30代の経理担当者のうち約4割が、制度の影響で業務が増えた場合、退職か異動を検討していることが明らかとなりました。
経理は複雑化した業務の負担を、ダイレクトに被る部署です。インボイス制度の影響によって生じた業務内容が理解できない人にとって、経理はどうしても対応できない仕事になってしまいます。
中小企業を中心に経理人材を失う可能性が高く、制度は経理担当者が1人しかいない企業に大きな痛手を与えている状況なのです。
自分の意思で経理になったわけではないのでストレスがかかる
経理担当者の中には、自分の意思ではなく、会社の命令で経理職に就いた人もいます。
インボイス制度の影響で経理の退職が増え、欠員を補うため、未経験の社員が別の部署から異動させられることも多いでしょう。
自分の意思ではなく、やむを得ず経理を担当する場合、やりたい仕事ができずストレスを感じる人も多いかもしれません。
日々強いストレスの中、必死に業務をこなしながら、苦痛を感じる状態が長く続く場合、本来は経理が不向きな可能性があります。
「仕方なく経理になったので、毎日がつらい」
「インボイス制度の影響で辞めた人に代わって経理をしているが、未経験には難しすぎる」
と悩む人は、今後も増えていくと予想されます。
【診断テスト】経理を辞める前にチェック!経理を続けたほうがいい場合のメリットは?
「経理を辞めるべき?続けるべき?」か、YES/NO形式で診断できる10の質問を用意しました。自分で判断する前に、参考として使ってみてください。


【診断結果がCDEの人へ】経理を続けた場合のメリットは?
診断結果がCDEだった方は、今は転職に動くタイミングではなさそうです。
「このまま経理を続けていいのかな」という迷いもあると思いますが、あくまで「今は転職の時期ではない」と考えましょう。
転職した場合に比べて、経理を続けるメリットは多くあり、将来求められる人材になるチャンスをつかめるかもしれません。
【経理を続けた場合のメリット】
メリット①経営戦略スキルが身につく【起業や独立も夢じゃない!】
経理は会社の数字を日々扱う業務のため、他の部署ではなかなか身につかない“経営者目線” が身につきます。とくに経理は5年目以降になると、財務戦略と予算計画を立て、意思決定の支援まで担うようになる重要なポジションです。
予算を把握しながら、専門知識を活用して、現実的かつ戦略的な財務分析をすることが求められます。ベテランの経理は経営陣に対して、提案と意思決定の支援を行うブレーンのような存在です。
計画的に予算を使い、経営を軌道にのせていく中で、将来的に起業・独立も夢ではないほどのスキルが身につきます。
メリット②あらゆる会社で長く求められるスキルが身につく
どのような会社でも必要不可欠な経理職ですが、多くの企業が人手不足に悩まされています。経理人材がいない会社は、必須の会計処理ができず、事業に影響が出始めているのです。
言い換えれば、経理を続ければ、あらゆる会社で長く求められるスキルが習得できるということ。
2024年に実施された、DX関連企業Sansan株式会社の「経理の人手不足に関する実態調査」では、経理の担い手不足が深刻化していることが明らかとなりました。
インボイス制度のような法制度の対応による業務量の増加もあり、人員が不足し、経理処理の漏れが増えている状況です。

「経理を辞めたい」と考えることがあっても、「もう少し続けてみよう」と踏ん張れば、多くの企業で重宝される人材になり得ます。
簿記や税務、財務分析、経営戦略の立案といったスキルを、一生モノの武器にしてみてください。加えて、採用強化やDXツール導入によって、経理が働きやすい環境を整えるという”企業としての義務” も果たせるよう努めることが大切です。
おまけ:経理を続ける場合も転職エージェントの情報は収集しておく
経理を続けながらでも、将来への不安や悩みは出てくるでしょう。この場合、将来の転職を見据えて、サポートしてもらうエージェントを決めておくのがおすすめです。
転職の情報収集をするだけでも、立派に前へ進んでいることになります。
ぜひ「MS-Japan」のようなプロエージェントの利用を検討してみてください。MS-Japanなら非公開求人が豊富なため、理想の求人があるかどうか確かめつつ、有益な情報が得られるでしょう。
数年後の転職のための情報収集をしたいという方も、まずは会員登録から!
引用元:転職サポートサービス|MS-japan
【診断結果がABの人へ】経理を辞める前にやっておきたい5つのこと
「経理を辞めたい」「今すぐ転職を」と考える人には、“早く退職したい” という焦りがあるかもしれません。
ただ、急いで動くと事態が悪化する可能性もあります。転職すべき方も、退職する前にやっておきたい5つのことがあるので、焦らず見ていきましょう。
- 経理の業務がわからない・難しいなら相談相手を見つける【税務署もアリ】
- 経理なのにおっちょこちょいでミスが多いなら改善によって解決するか確認する
- 給料に不満なら現在の会社でどれくらいまで昇給できそうか把握する
- AIに仕事を奪われそうで不安なら人間にしかない対応力を身につける【勉強やコミュニケーションを楽しむ】
- 辞めて状況が良くなるか転職エージェントに相談してみる
経理の業務がわからない・難しいなら相談相手を見つける【税務署もアリ】
経理の業務がわからなくても慌てず、まずは話しやすい相手に相談しましょう。自分以外の社員に経理の知識がない場合でも、顔が広い人なら、簿記や会計の知識がある人材につないでくれる可能性もあります。
上司や先輩などにも「何がどうわからないのか」を明確に伝えることが大切です。業務の難しさに自分だけ悶々としていても、周囲は何に悩んでいるのか理解してくれません。
もし誰にも相談できないなら、社外の人を頼るのも手です。地元の無料相談窓口にいる税理士・公認会計士や、税務署の職員など、頼れる人は誰でも頼ってみてください。
わかりやすい書籍やサイトの情報も活用していけば、業務が理解できるようになってくるでしょう。
「本屋のテキスト、税務署でアドバイスを参考にして1年がんばれた。
3年目には社長にアドバイスできるくらいになれた」
という声あり!
参照:Yahoo!知恵袋
経理なのにおっちょこちょいでミスが多いなら改善によって解決するか確認する
「おっちょこちょいで計算や入力を間違えるから、経理には向いていない」と落ち込んでいる人でも、地道に改善していけば、経理として活躍できる可能性はあります。
“経理はミスが許されない” と言っても、人間であれば誰もがミスを犯します。ミスをしてしまったら、原因を見極め、同じミスをくり返さない方法を考えることが大切です。
例えば複数の作業をこなし、1つひとつの作業に集中できなかった場合、優先順位をつけて集中できるようにすればいいでしょう。また会計ソフトを使いこなすのも重要です。
最近の企業ではfreee会計やマネーフォワード クラウド会計など、会計ソフトを導入しています。会計ソフトの操作さえできれば、最低限の簿記の知識だけでも、正確に数字を入力できる時代になりました。
「向いていない」と落ち込まず、会計ソフトを活用しながら、改善をくり返してみてください。経理を長く続けていると、徐々にエラーを見つける感覚が研ぎ澄まされて、ミスが減っていきます。
ミスのないよう慎重に業務を進め、ミスをしてしまっても自分を責めすぎず、再発を防げば問題ありません。
給料に不満なら現在の会社でどれくらいまで昇給できそうか把握する
経理を辞めて年収が下がってしまうリスクもあるので、安易に転職を考えず、
「このまま経理で年収UPできるか」
「経理部長になれるチャンスはあるか」
などの観点から、本当に辞めるべきか徹底的に考えてみてください。
例えば経理の責任者である経理部長になれば、600万~800万円ほどの年収が得られる可能性もあります。

ただ、長期的に見ても現在の給与が上がる可能性が低い場合、転職を考えていいかもしれません。注意点としては、なるべく福利厚生が手厚く、業績が良好な企業を選ぶことがあげられます。
日本の企業の多くは、どの部署に入社しても、初任給はほぼ同じ水準です。つまり高年収が期待できる大手企業に入れば、経理といった職種に関係なく、年収500万円以上を期待できる可能性があります。
「経理かどうか」ではなく、高年収を期待できる会社かどうか、経理スキルを活かして利益状況や将来性の点から見極めましょう。
AIに仕事を奪われそうで不安なら人間にしかない対応力を身につける【勉強を楽しむ】
「経理はAIに仕事を奪われる」と言われることが多いですが、将来完全にAIに代替されてしまう可能性は低いです。
現状AIは、決められたルールに従って処理することは得意でも、イレギュラー対応は苦手と言えます。イレギュラー対応が発生しやすい経理部に人間がいなければ、トラブルに対処できません。
また税務関連の重要な対応や、決算書類の最終チェックなど、ミスが許されない業務は必ず人間がダブルチェックする必要があります。システムのメンテナンス中の作業を進めることも、人間がいなければ困難です。
「人間にしかない対応力」は引き続き経理に求められます。加えて、AIや自動化機能・RPAなどの最新技術を「使いこなす力」や、ITリテラシーも習得しておきましょう。
「機械に仕事を奪われる」のではなく「機械を使いこなす」ことで、デジタル化が進んでも、長く活躍できます。求められるスキルは多いですが、楽しみながら学ぶ姿勢があれば、前向きにスキルアップできるでしょう。
経理を辞めて状況が良くなるか転職エージェントに相談してみる
「経理を辞めたらどうなるだろう」と自分だけで悩んでいても、いつまでも状況は変わりません。転職の意思の有無にかかわらず、一度エージェントを利用してみるのがおすすめです。
よく「転職エージェントを利用したら、絶対に転職しなければならないのでは」と考える方がいますが、そうとは限りません。
もちろん転職エージェントは、利用者が内定を獲得して初めて収益を得られるため、転職の意思がある人を優先的に対応します。
それでも「まだ転職の意思が固まっていないけれど、話だけは聞いてみたい」という人も、キャリアビジョンを見出すために相談することは可能です。
多くの転職エージェントは無料で利用でき、プロのキャリアカウンセラーに、個別に向き合ってもらえます。現在の状況をヒアリングしてもらったら、自分の価値観やこれまでのキャリアに合った“適職” の提案があります。
提案された仕事に応募する義務はなく、いったん持ち帰ってOKです。本当に魅力的な求人があった場合は、書類選考から面接対策、内定獲得までエージェントがしっかりサポートしてくれます。
1人で悶々と悩み続ける時間があるなら、経理職に精通している「MS-Japan」のような転職エージェントに一度相談してみてください。「今の経理の仕事を辞めて状況が良くなるか」を、プロの視点からアドバイスしてくれますよ。
経理からの転職に使えるエージェント3選&おすすめの転職先
経理からの転職を目指す方には、以下の転職エージェントがおすすめです。
MS-Japan | 非公開求人が90%以上! 豊富なチャンスが欲しい人 |
リクルートエージェント | 書類添削から内定までプロに手厚くフォローしてほしい人 |
![]() doda | 会計士求人は4,000件以上!選択肢を広げたい人におすすめ! |
MS-Japan:10,000件以上の求人中90%以上が非公開求人

MS-Japanは豊富な非公開求人が強みで、自社だけが扱う管理系職種の求人が充実したエージェントです。新規事業立ち上げや、株式公開(IPO)要員といった、機密情報を含むため、非公開にしている求人も含まれます。
人事・法務・会計事務所に加え、リモートワークも導入している経理など、働きやすい企業の案件が充実しています。
経理のスキルを活かしながら、ライバルたちに知られていない優良企業を目指すなら、まず登録したいエージェントです。
リクルートエージェント:書類添削や面接対策など手厚いサポート

リクルートエージェントは、人材支援業界において大手である転職エージェントです。
各業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍し、利用者に伴走するだけでなく、大手ならではの強力なパイプを活用して豊富な企業情報を紹介してくれます。
利用者の希望やスキルを丁寧にヒアリングし、厳選した求人だけを紹介。志望企業が決まったら、提出書類の添削や面接対策を徹底的にサポートします。
さらに業界・企業を独自分析し、利用者に必要な有益情報を提供するなど、頼もしいパートナーになってくれる存在です。
doda:企業の人事目線で最適な求人を紹介

専任のキャリアアドバイザーが伴走してくれるdodaの大きな魅力は、採用する側の気持ちを熟知していることです。扱っている企業1社ごとに1名の担当者がつき、利用者に適した企業を提案してくれます。
担当者は企業の採用係と直接やり取りする中で、採用計画や求める人物など、求人票だけではわかりにくい面まで把握。
利用者も採用する側の目線がわかるため、自分の適性はもちろん、志望企業に適した自己PRがスムーズにできます。
経理の転職先としておすすめな仕事3選からネクストキャリアを選択

経理のスキルが活かせる転職先には、企業の財務・会計を担う重要なポジションが多くあります。
①財務部門
財務は事業運営に必要な資金を調達し、予算を管理する仕事です。会計の記録をつける経理とは業務が異なりますが、より事業に携わっている実感が持ちやすく、やりがいを感じる可能性があります。
とくに銀行や投資家との交渉は重要な役割です。資金調達を成功させるには、高いコミュニケーション能力が求められる分、貢献度の高い仕事を求める人には向いているでしょう。
②監査法人や会計事務所
経理の転職先候補として、
・クライアントの会計資料が適切かチェックする監査法人
・法人や個人の会計処理自体を担当する会計事務所
があげられます。
監査法人や会計事務所には、士業の人材だけが就職するわけではありません。
前職で経理として勤めたスキルを活用すれば、公認会計士や税理士を目指しながら働くことが可能です。
実務経験を重ねながら勉強に励めば、将来は有資格者として、士業で働くことも夢ではないでしょう。
③財務・会計系コンサルタント
クライアントの経営戦略の策定から実行、課題解決や業務改善などをサポートするのが、コンサルタントです。
財務や会計分野に精通した人材は、どの企業も必要としています。予算や資金繰りについてアドバイスができるコンサルタントは、この先も長く求められる可能性が高いです。
とくに経理出身者は企業の財務・会計事情を理解しやすい分、アドバイザーとしては即戦力になり得ます。
コンサルタントは実力次第で高年収を稼げる可能性も高く、経理からのキャリアアップを目指す人には非常におすすめです。
経理以外の管理系職種にも強い「MS-Japan」なら、適性に合った仕事を提案し、内定獲得までサポートしてくれます。
自力で未経験職種に転職できるか不安な人は、そもそも向き・不向きの診断も踏まえて、一度相談してみてください。
【まとめ】経理のスキルは将来的に長く役立つ
経理の仕事で身につく会計処理や記帳、給与の管理スキルは、どの会社でも求められるものです。「辞めたい」と思ってしまうタイミングがあっても、3年程度の経験を重ねれば、キャリアアップが見込めます。
「どうしても精神的につらい」といった深刻な悩みがある場合は、より働きやすい会社に転職するのも手ですが、経理のスキル自体を活かせる職場がおすすめ。
会社の経営を支える経理としての高度なスキルを磨き続けることで、将来の可能性が広がるためです。「経理を辞めたい」と悩む方は、ぜひ一度立ち止まって、本当に経理自体を辞めてもいいのか考えてみてください。
悩みを解決できない場合は、プロの転職エージェントに、キャリアプランの作成を手伝ってもらいましょう。
「MS-Japan」ならまだ転職するか迷っている人も相談でき、年収や待遇などの不満や不安も打ち明けられます。今すぐ相談して、1人で悶々と悩む状況から脱出しましょう。
経理を辞めたいと考える人からよくある質問と回答
ここでは、以下のような経理からの転職に関するよくある質問と、その回答をまとめています。
- 経理を辞めるタイミングに迷っています。いつがベストですか?
- 繁忙期の1~2ヶ月後に退職するのがおすすめです。
決算の時期や年末調整がある12~1月頃の繁忙期は、避けるのが無難。
繁忙期は引き継ぎの余裕がなく、スムーズに転職しにくいためです。
何より、繁忙期に退職したことが転職先に知られると「迷惑をかけて平気な人」だと思われ、評価が下がってしまうかもしれません。
経理を辞める際は「繁忙期より最低1ヶ月は空ける」と考えておきましょう。
- 経理は何歳まで働けますか? 将来性はあるのでしょうか?
- 経理に年齢制限はなく、60代以上で働いている人もいます。中には、70代と80代の社員が総務・経理を担っているケースもあります。
会計ソフトでスムーズに作業しているシニアの経理担当者は多く、最新の機械が苦手な方も、過度に心配する必要はありません。
「経理の仕事はAIに奪われる」
という意見もありますが、AIは大量の情報を効率的に処理できるとはいえ、最終チェックは人間にゆだねられます。
経理のような決してミスが許されない業務では、必ず人間が目視をするタイミングを設けなければなりません。将来的に経理がすたれる可能性は低く、年齢的な面でも長く働ける職種でしょう。
- 経理経験者が転職するには何年目からが有利ですか?
- 転職活動を有利に進めたいなら、3年以上の経験があると理想的です。
経理は勉強が必要な業務のため、1~2年目は伝票作成や簡単な仕訳の方法を覚えつつ、知識を身につけるのがメインです。
より複雑な業務は3年目以降にスタートします。4年目になれば、月次決算や税務申告など、重要業務ができるスキルも持っているでしょう。
そのため最低3年間は経理で頑張ると、どの職種へ転職するにしても、粘り強さと高度なスキルを評価されやすいです。
- 上場企業の経理職はしんどいですか?
- 上場企業の経理は比較的働きやすい可能性が高いです。
確かに上場企業の場合、扱うデータが膨大なため、休憩時間を取れないほど忙しい時期があるのも事実。
しかし2023年、金融商品取引法等の改正により、大手企業に義務づけられていた「四半期報告書」の提出義務がなくなり、経理の負担が減りました。
これまで大手企業の経理は、年4回も決算業務をこなしていましたが、その必要がなくなったのです。
また上場を維持するために、経理への投資に注力し、ソフトの導入など働きやすい環境づくりをしている企業が多くあります。
大手であれば1人だけに経理の負担が来る可能性は低く、業務配分が公平で仕事を進めやすいでしょう。業務量が多くても分担できるため、むしろ働きやすい環境と言えます。



