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【人事に今選ばれている】
人事転職エージェントおすすめ3選!
2025年5月時点
人事とは、採用や労務管理、新人教育など「人」に関する業務を担当する職種です。社内制度の設計・運用も人事が行うため、企業の成長に欠かせない存在と言えます。
人事転職は難しいと感じるかもしれませんが、ポテンシャル採用を実施している企業もあるため、必ずしも難しいとは言い切れません。近年は人手不足の企業が増えているからこそ、優秀な人材を確保してきた人事経験者の需要は高まっている状態です。
本記事では、人事として活躍したい方に向けて、おすすめの転職エージェントを11社紹介します。転職を有利に進める裏技も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼先に項目を知りたい人は、以下のリンクをクリックすると飛べます
- 人事向けの転職エージェント11選
- 【目的別】おすすめ人事転職エージェント
- 人事転職エージェントを使うべき理由
- 人事転職エージェントを使う際のリスク
- 人事転職エージェントがおすすめな人・そうでない人
- 人事転職は難しいかどうか
- 人事転職は難しいと言われる理由
人事向けの転職エージェント11選!独自調査のうえ徹底比較
サービス名 | 特徴 | 公開求人数 |
---|---|---|
特におすすめ!![]() MS-Japan の紹介文 公式サイト | ・管理部門に特化 ・転職支援実績35年 ・上場企業とのつながりが強固 | 2,000件 (人事のみ) |
![]() アガルートキャリア の紹介文 公式サイト | ・人事専門のアドバイザーに相談可能 ・外資・スタートアップ企業の求人あり ・人事の転職マーケットを定期的に配信 | 572件 (人事のみ) |
![]() 管理部門キャリア の紹介文 公式サイト | ・管理部門に特化 ・3年以上の経験者による面談満足度は93% ・2,500社以上とつながりあり | 219件 (人事のみ) |
![]() ヒュープロ の紹介文 公式サイト | ・管理部門に特化 ・スピーディーな対応が特徴 ・企業情報を細かく提供 | 1,159件 (人事のみ) |
![]() BEET-AGENT の紹介文 公式サイト | ・リーダー・ミドルクラス向け ・管理部門全般に強いサービス ・年収600~2,000万円以上の求人を保有 | 334件 (人事のみ) |
![]() WARCエージェント の紹介文 公式サイト | ・ベンチャー・IT企業の求人が中心 ・年収1,000万円の求人が全体の3分の1 ・企業に詳しい担当者に相談可能 | 非公開 |
![]() SYNCAの紹介文 公式サイト | ・管理部門特化の転職サイト ・企業からスカウトが届きやすい環境 ・面接はアドバイザーからの支援あり | 213件 (人事のみ) |
![]() マイナビAGENT の紹介文 公式サイト | ・20代・30代向け ・未経験転職が成功した口コミが多数 ・企業訪問で得た情報を共有 | 非公開 |
![]() ワークポート の紹介文 公式サイト | ・未経験転職を叶えた利用者多数 ・全国に支社あり ・話しやすいアドバイザーが担当 | 2,360件 (人事のみ) |
![]() リクルートエージェント の紹介文 公式サイト | ・約98万件の求人を保有 ・年間登録者数約143万人 ・希望エリアの求人が豊富 | 5,157件 (人事のみ) |
![]() doda の紹介文 公式サイト | ・診断・書類作成ツールは全9種類 ・転職サイトとしても使用可能 ・女性アドバイザーを指定可能 | 5,345件 (人事のみ) |
2025年5月時点
気になる人事転職エージェントがあれば、紹介文もしくは公式サイトを参考にしてみてください。
また、おすすめサービス9選に含まれている「SYNCA」は転職サイトです。転職エージェントと転職サイトは名前が似ているため、違いがよく分からない方もいることでしょう。具体的なサービスの違いは、以下のとおりです。

エッジコネクション編集部独自作成
転職サイトで応募を進めると、企業と連絡を取り合わなければいけません。仕事が忙しい方からすると、返信するのが面倒だと感じる場合もあるはずです。「直接企業とやりとりしたい」といった希望がなければ、企業との連絡を代行してくれる転職エージェントを選んだ方が便利だと思えます。
MS-Japan|35年以上管理部門に特化している人事向けの転職エージェント

出典:MS-Japan
- 管理部門に特化した転職ノウハウが35年分ある
- 最新の転職市場をもとにアドバイスしてもらえる
- 20代向けの求人から40代の管理職求人まで幅広く保有している
運営会社 | 株式会社MS-Japan (有料職業紹介事業 13-ユ-307066) |
公開求人数 2025年5月時点 | 2,000件 (人事のみ) |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
職務経歴書の添削や面接前のアドバイス等が具体的で手厚く、「何をどうすればよいのか」という指針を丁寧に教えて下さるのが非常に有り難かったです。
※Googleのクチコミより一部抜粋
求人も全く送られてこないうえに、送ってくる人は毎回違う。
これは会社としてのスタイルなのか、担当がいていないようなもの。
※Googleのクチコミより一部抜粋
アガルートキャリア|人事特化のサービスを使いたい方向けの転職エージェント

出典:アガルートキャリア
- 人事専門のアドバイザーが相談に応じてくれる
- 外資やスタートアップ企業の求人を保有している
- 人事ならではの転職市場について定期的に配信してくれる
運営会社 | 株式会社ファンオブライフ (有料職業紹介事業 13-ユ-307322) |
公開求人数 2025年5月時点 | 572件 (人事のみ) |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
求人票だけではわからない会社の雰囲気や人事の方からの話も聞くことができたので、求人票だけで除外していた会社にも応募できました。
※Googleのクチコミより一部抜粋
登録初期に1回紹介するだけで、その後の連絡は1カ月以上無し。紹介案件が無くても仕方ないが、連絡の一つくらいは送るべき。
※Googleのクチコミより一部抜粋
管理部門キャリア|求人へのこだわりが強い方におすすめの人事向けの転職エージェント

出典:管理部門キャリア
- 2,500社以上のネットワークから最適な求人を紹介してくれる
- 利用者(3年以上の経験者のみ)の93%が「信頼するサービス」と回答している
- 株式会社リクルートが「トップパートナー」として認定している
運営会社 | 株式会社メディアハウスホールディングス (有料職業紹介事業 13-ユ-300020) |
公開求人数 2025年5月時点 | 219件 (人事のみ) |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
ヒュープロ|早く内定が欲しい方におすすめの人事向けの転職エージェント

出典:ヒュープロ
- スピーディーかつ手間がかからないよう転職を支援してくれる
- 時短・フレックス・リモート勤務が可能な求人を保有している
- 通過率アップが期待できる選考対策を実施してくれる
運営会社 | 株式会社ヒュープロ (有料職業紹介事業 13-ユ-310213) |
公開求人数 2025年5月時点 | 1,159件 (人事のみ) |
対応エリア | 東京、神奈川、埼玉、大阪、福岡 |
担当者様のお人柄もよく、こちらの希望に沿った多数の求人の案内、面接対策、企業ごとの面接対策、素早いレスポンス等とても頼りになりました。
※Googleのクチコミより一部抜粋
周囲の音、電話対応(タメ口と敬語ミックス)あまり聞く気がない。エージェントの対応としてはあまり良くなかった。
※Googleのクチコミより一部抜粋
BEET-AGENT|管理部門で年収600万円以上を目指す方向けの人事向けの転職エージェント

出典:BEET-AGENT
- リーダー・ミドルクラスの求人を中心に紹介している
- キャリアアップを考慮した求人を提案してもらえる
- 管理部門の体制や評価基準を求人ごとに教えてもらえる
運営会社 | 株式会社アシロ (有料職業紹介事業 13-ユ-313782) |
公開求人数 2025年5月時点 | 334件 (人事のみ) |
対応エリア | 北海道、宮城、福島、茨城、東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、新潟、富山、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、島根、鳥取、広島、香川、愛媛、福岡、宮崎 |
特にアドバイザーが企業の内情まで詳しく把握しているため、求人票だけでは分からない情報を提供してもらえたのが大きなポイントでした。
※志望動機.comより一部抜粋
管理部門に特化しているというものの、紹介された企業が限られており、選択肢が狭く感じました。
※志望動機.comより一部抜粋
WARCエージェント|年収1,000万円を目指す労務経験者におすすめの人事転職エージェント

出典:WARCエージェント
- 最高人事責任者などハイクラスの求人を保有している
- 求人の約3分の1が年収1,000万円以上である
- 企業の成長フェーズに合う人材かどうかを考慮しながら求人を厳選してくれる
運営会社 | 株式会社WARC (有料職業紹介事業 13-ユ-308828) |
公開求人数 2025年5月時点 | 非公開 |
対応エリア | 非公開 |
定期的に連絡を下さるなど、親身に関与を続けて下さり、事業内容と条件面談の双方希望通りの先から内定を頂く事ができました。
※Googleのクチコミより一部抜粋
とにかく転職させようという強引な感じだった。こちらの都合を考えず昼夜問わず連絡が来るのも負担。担当者が良くなかったのかもしれないが。
※Googleのクチコミより一部抜粋
SYNCA|企業からのスカウトが期待できるバックオフィス特化の転職サイト

出典:SYNCA
- 企業からスカウトが届きやすい
- 大手からベンチャー企業まで応募できる
- 市場価値診断で今のスキルと適正年収がわかる
運営会社 | 株式会社WARC (有料職業紹介事業 13-ユ-308828) |
公開求人数 2025年5月時点 | 213件 (人事のみ) |
対応エリア | 非公開 |
マネーフォワードとSYNCAの「経理職のスキルとキャリアの最新動向」のセミナー視聴して、めっちゃ良い内容だった
SYNCAは今回の転職活動で結構利用しました
※X(旧Twitter)より一部抜粋
SYNCAからのスカウト通知とエージェントメールが止まらない‥‥登録しているだけではダメなのですか😅
※X(旧Twitter)より一部抜粋
マイナビAGENT|20代・30代の方におすすめの人事転職エージェント

出典:マイナビAGENT
- 20代や30代の転職に強い
- 未経験転職の際に挑戦するメリットとデメリットを教えてもらえる
- 過去の選考データを参考に面接対策を行える
運営会社 | 株式会社マイナビ (有料職業紹介事業 13-ユ-080554) |
公開求人数 2025年5月時点 | 非公開 |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
担当された方が、知識と経験共に豊富な方で、最初の面談時から希望面などで色々と聞いた上で親身に対応していただきました。
※Googleのクチコミより一部抜粋
長年の経験から自信があるのはいいことだと思うが、一方的な提案や決めつけをするのではなく、人の気持ちを考えて対話をすべきだと思う。
※Googleのクチコミより一部抜粋
ワークポート|話しやすいアドバイザーに相談できるおすすめの人事転職エージェント

出典:ワークポート
- 全国に拠点があるためアドバイザーと直接会って話しやすい
- Googleのクチコミが4.0以上の拠点数は20を超える
- 未経験から転職を叶えた口コミが5件以上ある
※2025年5月時点
運営会社 | 株式会社ワークポート (有料職業紹介事業 13-ユ-040590) |
公開求人数 2025年5月時点 | 2,360件 (人事のみ) |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
未経験の職種を希望していたため初めは不安が大きかったですが、担当者の方々が親身に相談に乗ってくださり、最終的には希望していた職種で内定をいただけました。
※Googleのクチコミより一部抜粋
電話面談をしきりに求めてくるものの、時間を設けてみると担当者は職務経歴書に目を通してすらいない様子。紹介される求人も全く採用の可能性がない求人。
※Googleのクチコミより一部抜粋
リクルートエージェント|人事の求人を約8,000件保有する人事転職エージェント

出典:リクルートエージェント
- 人事の非公開求人数は約3,000件もある
- 全体で約100万件の求人を保有している
- 1年間の登録者数は約143.3万人もいる
※2025年5月時点
運営会社 | 株式会社リクルート (有料職業紹介事業 13-ユ-313011) |
公開求人数 2025年5月時点 | 5,157件 (人事のみ) |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
細かいところまで親身に返信してくれたりする。職務経歴書や面接対策など添削してくれる。求人も圧倒的に多いし、日本のエージェントの中では一番だと思う。
※みん評より一部抜粋
面談の男性は話しやすい方でしたが、送られてくる求人がいきなり100件以上で見ても見ても次から次へと送られてくるので、見る気失せてもう見ていません。
※Googleのクチコミより一部抜粋
doda|転職に役立つツールが豊富な人事転職エージェント・サイト

出典:doda
- 書類作成・診断ツールが9種類用意されている
- 地域によっては約100万件の求人を保有するリクルートエージェントよりも求人が多い
- 求人を見て直接企業に応募できる
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 (有料職業紹介事業 13-ユ-304785) |
公開求人数 2025年5月時点 | 5,345件 (人事のみ) |
対応エリア | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
メールも電話も駆使して連絡がいただけますし、試験や面接で必要なことなども事前に教えていただけるので前もって準備して臨めるのが良かったです。
※みん評より一部抜粋
登録後の電話で「まだ転職活動を行うつもりはなく、ゆっくり探したいので電話などはいらないです」とお伝えしたにも関わらず何度も電話がかかってきました。
※Googleのクチコミより一部抜粋
【目的別】人事向け転職エージェントをおすすめ厳選!失敗しない選び方も記載

エッジコネクション編集部独自作成
▼先に項目を知りたい人は、以下のリンクをクリックすると飛べます
- 未経験でも大歓迎!人事向けの転職エージェント
- 3年以上の経験者必見!キャリアアップ向け人事転職エージェント
- 20代は他とは違う!可能性を引き出してくれる人事転職エージェント
- 30代・40代にピッタリ!人事向けの転職エージェント
- 人事の中の労務に強い転職エージェント
- 人事の中の採用に強い転職エージェント
- 人事に完全特化!情報や意思決定がスムーズにできる人事転職エージェント
- サポート体制が充実している人事転職エージェント
未経験でも大歓迎!人事向けの転職エージェント
未経験から人事を目指す方は、マイナビAGENTがおすすめです。おすすめする理由は、以下をご覧ください。
- 「なぜ未経験から人事を目指すのか」などの質問があることで思考を整理できるから
- 未経験でチャレンジする場合のメリットとデメリットを最初に教えてくれるから
- 過去に面接で出た質問から「企業が何を知りたがっているか」を分析してくれるから
転職エージェントは即戦力の求人を多く保有しているからこそ、登録者の経験を見て求人を紹介する傾向にあります。
しかし、マイナビAGENTは未経験からチャレンジしたい気持ちを受け止めつつ、本音で転職市場を話してくれるため信頼できるでしょう。選考対策も企業側の目線からアドバイスをくれるため、通過率アップが狙えます。
3年以上の経験者必見!キャリアアップ向け人事転職エージェント
3年以上の人事経験がある方は、以下3部門で高評価を獲得した管理部門キャリアがおすすめです。

引用:管理部門キャリア
人事の経験者の9割以上が満足しているのであれば、アドバイザーの専門知識が十分にあり、丁寧なサポートが行き届いている証拠と言えるでしょう。
20代は他とは違う!可能性を引き出してくれる人事転職エージェント
20代で人事を目指す方は、人事求人が豊富で専門性の高いMS-Japanがおすすめです。以下の表から、管理部門専用の転職エージェントの中で、最も求人を多く保有してるのはMS-Japanだとわかります。
人事転職エージェント | 公開求人数(人事のみ) |
---|---|
MS-Japan | 2,000件 |
アガルートキャリア | 572件 |
管理部門キャリア | 219件 |
ヒュープロ | 1,159件 |
BEET-AGENT | 334件 |
WARCエージェント | 非公開 |
SYNCA | 213件 |
2025年5月時点
ちなみに、MS-Japanの求人は約9割が非公開です。実際は表よりも人事求人が多いと予想できるでしょう。
ただし、求人数が多い転職エージェントであればどこでもいいというわけではありません。アドバイザーの知識が伴っていなければ、ミスマッチが起きてしまう可能性があるため、転職エージェントの専門性を重視すべきです。
20代であれば経験やスキルが伴っていなくても「採用してから教育できる」と判断されやすいので、数多くの求人を選べるMS-Japanは最適と言えるでしょう。
30代・40代にピッタリ!人事向けの転職エージェント
30代・40代にぴったりな人事転職エージェントを探している方は、MS-Japanがおすすめです。おすすめする理由は、以下をご覧ください。
- ミドル向け求人の約63%が年収700万円以上で年収アップが期待できるから
- セミナーや相談会は30代・40代向けの内容が多いから
実際にMS-Japanの公式サイトに載っていたセミナー・相談会の内容は、以下のとおりです。(2025年4月時点)

30代・40代でマネジメントがしたい方も、今までの経験を活かしながらスペシャリストとして働きたい方も、MS-Japanに登録しておいて損はないでしょう。
人事の中の労務に強い転職エージェント
人事の中でも労務担当を目指している方は、ヒュープロがおすすめです。本記事で紹介しているおすすめ11社のうち、労務の求人が最も多い管理部門特化の転職エージェントはヒュープロでした。
2025年5月時点
ただ、他の管理部門特化の転職エージェントは「採用」「労務」にしぼって検索できませんでした。
他の転職エージェントの方が、ヒュープロよりも求人数が多い可能性もあります。とくに、MS-Japanは求人の約9割が非公開のため、さらに多くの労務求人を保有していると予想できるでしょう。
労務の優良求人を逃したくない方は、ヒュープロとMS-Japanに登録しておくのが、賢い利用方法と言えます。
人事の中の採用に強い転職エージェント
人事の中でも採用担当を目指している方は、管理部門キャリアがおすすめです。
管理部門キャリアは、企業に対して40年以上も採用サポートを行っています。採用担当者の気持ちを十分理解しているからこそ、採用として活躍するためにどういったスキルが必要か、的確なアドバイスがもらえるでしょう。
採用担当者としてキャリアアップするにはどうしたらいいか、未経験からどうしたら採用にチャレンジできるか、詳しく相談したい方は管理部門キャリアを検討してみてください。
人事に完全特化!情報や意思決定がスムーズにできる人事転職エージェント
人事特化の転職エージェントを利用したい方は、アガルートキャリアがおすすめです。
アドバイザーは人事領域を主軸にしており、最新の転職市場を細かく理解しています。実際に転職マーケットの報告や最新求人を配信しているので、信頼度の高い情報とアドバイスをキャッチしながら転職活動を進められるでしょう。
人事経験を活かしてマネジメントに挑戦できる求人だけでなく、未経験求人も保有しています。専門性の高いアドバイスをもらって効率良く人事の道に進みたい方は、アガルートキャリアをチェックしてみてください。
サポート体制が充実している人事転職エージェント
サポートの充実度を優先したい方は、BEET-AGENTがおすすめです。おすすめする理由は以下のとおりです。
- アドバイザーは企業とも常にやりとりしている
- これからのキャリアプランに沿ったアドバイスをくれる
- 市場価値診断を実施している
転職エージェントは登録者をキャリアアドバイザーが、企業をリクルーティングアドバイザーが対応する場合が一般的です。しかし、BEET-AGENTでは登録者も企業も対応しているため、企業の評価基準や求人票には書いていない働き方も登録者へ共有しています。
応募・入社前に企業の情報をたくさん知っておきたい方や、各企業に合わせて選考対策を行いたい方は、BEET-AGENTがぴったりでしょう。
人事転職エージェントはおすすめ?後悔?使うべき理由とリスク

エッジコネクション編集部独自作成
▼先に項目を知りたい人は、以下のリンクをクリックすると飛べます
- 【結論】人事転職エージェントのメリットに共感できるならおすすめ
- 人事転職エージェントを使うべき5つの理由
- 人事転職エージェントを使う際の4つのリスク
- 人事の転職エージェントがおすすめな人とそうでない人
- 【チェックリスト】有能な人事転職エージェントを選ぶために
【結論】人事転職エージェントのメリットに共感できるならおすすめ
人事転職エージェントのメリットは、以下のとおりです。

エッジコネクション編集部独自作成
一つでも共感した、興味を持った内容があれば、人事転職エージェントへ登録すべきと言えるでしょう。
人事転職エージェントを使うべき5つの理由
以下の項目をクリックすると、詳細内容が書かれたページまで飛びます。
今の経歴で理想の転職が叶うのかどうかをプロにヒアリングできるから
人事転職エージェントを使うべき理由は、今の経歴で理想の転職が叶うのかどうかをプロにヒアリングできるからです。
人事転職エージェントのアドバイザーは、幅広いジャンルの求人を扱う転職エージェントとは違い、以下を把握しています。

エッジコネクション編集部独自作成
人事転職エージェントのアドバイザーは、人事もしくは管理部門を希望する登録者と随時面談を行っています。登録者のスキルに合わせて求人を探す機会が多いことから、アドバイザーは採用に必要なスキルと求人情報を熟知していると言えるでしょう。
一人で求人を見て応募するかどうかを悩み続けるよりも、普段から人事希望者を内定へと導いているアドバイザーの協力を得た方が、転職活動はスムーズに進むはずです。
企業情報を教えてもらったうえで応募できるから
人事転職エージェントを使うべき理由は、企業情報を教えてもらったうえで応募できるからです。アドバイザーは企業とやりとりしている担当者と話す機会が多いため、求人票には書いていない以下のような情報を知っている可能性があります。
- 企業が求めるスキル・人物像
- 働いている人や会社全体の雰囲気
- 残業時間や有給消化率といった働く際に気になる情報
転職活動で「定時で帰宅できるか」を重視している場合は「定時で帰っている人がどのくらいいるのか」「仕事が終わったら残業なしで帰宅できる雰囲気なのか」などの情報を教えてもらえるでしょう。求人票やネットで探しても見つからない情報だからこそ、転職エージェントを使う価値があるのです。
とくに、人事転職エージェントのアドバイザーは、人事求人を出している企業の情報を知り尽くしています。入社後に「思っていたのと違う」と後悔したくない方は、まず人事転職エージェントから登録しましょう。
転職活動におけるわずらわしい作業を代行してくれるから
人事転職エージェントを使うべき理由は、転職活動におけるわずらわしい作業を代行してくれるからです。
転職サイトを使う場合だと求人探しから応募までに手間と時間がかかりますが、転職エージェントを使う場合だと、アドバイザーに面倒な作業をお任せできます。

エッジコネクション編集部独自作成
平日は残業、休日は家族とお出かけする予定が入りやすい人事希望者であれば、求人を探すだけでも一苦労です。「空いた時間に転職活動を進めよう」と思っていると、いつまで経っても転職できません。
人事転職エージェントであれば、忙しい人事希望者の気持ちを汲み取りながらサポートしてくれます。あなたがやらなくてもいい作業はアドバイザーにお任せしましょう。
過去の選考データをもとに効率良く選考対策ができるから
人事転職エージェントを使うべき理由は、過去の選考データをもとに効率良く対策ができるからです。面接が決まっても、人事転職エージェントを使っていない場合は、以下を自分で行わなければなりません。
- 企業のホームページを見て自分がアピールできるポイントを探す
- 志望動機などよく聞かれる質問を把握して回答内容をまとめる
- 会社の口コミをチェックして「企業が求める人物像」を予想する
毎日の仕事と他社の求人探し、面接対策を併行するとクタクタになりやすいですが、人事転職エージェントを利用していれば、以下のような内容を事前に共有してもらえます。
- 応募企業の採用担当者から聞いた「企業の求める人物像」を教えてもらえる
- 今までの選考データからよく聞かれている質問を共有してくれる
- 過去の傾向から何をアピールすれば通過しやすくなるのかアドバイスをくれる
実際に企業が行った内容をもとに選考対策ができるため、無駄なところに時間を費やすことなく対策できるでしょう。
内定から入社までの手続きをサポートしてくれるから
人事転職エージェントを使うべき理由は、内定から入社までの手続きをサポートしてもらえるからです。内定をもらったあとに行うことは、以下をご覧ください。
- 内定・労働条件をチェック
- 「入社する」と企業に共有
- 現職の退職手続き
- 入社手続き
労働条件を確認した際に「思っていた条件ではない」「希望を満たしていない」と思った場合は条件交渉が必要です。条件交渉の方法は転職サイト経由で応募したか、転職エージェント経由で応募したかどうかで、以下のように異なります。

エッジコネクション編集部独自作成
転職サイトで応募した場合は、企業に直接条件交渉を行う必要があります。「交渉がうまくいかず企業からの印象が悪くなったらどうしよう」「せっかく内定を出してもらったのに条件変更を伝えるのは申し訳ない」と心配になる方もいるはずです。
一方、転職エージェントで応募した場合は、アドバイザーが条件交渉を行います。内定者と企業の希望を聞いたうえで、お互いが納得できるよう条件を調整してもらえるのは、転職エージェントを使っている方の特権と言えるでしょう。交渉がまとまらず辞退する際も、アドバイザーが代わりに伝えてくれます。
また、転職エージェントは入社手続きのサポートや退職交渉のアドバイスも実施していますが、ハローワークのような転職支援サービスでもここまでの対応は行ってもらえません。転職活動における手間を極力減らしたい方は、転職エージェントを使うべきと言えるでしょう。
人事転職エージェントを使う際の4つのリスク

エッジコネクション編集部独自作成
以下の項目をクリックすると、詳細内容が書かれたページまで飛びます。
希望とは異なる求人を紹介される場合がある
人事転職エージェントを使う際、希望とは異なる求人を紹介される場合があります。希望条件を満たしていない求人でも、アドバイザーから紹介されれば応募を進めたくなる可能性があるためです。
転職エージェントからの紹介がきっかけで入社が決まった場合、転職エージェントは企業から報酬を受け取ります。

エッジコネクション編集部独自作成
アドバイザーも営業職なので、報酬が高い企業への採用が決まれば、ノルマを達成しやすくなります。企業ごとに報酬額が異なるからこそ、高い報酬を得られる企業を積極的におすすめしたくなるのでしょう。
ただ、登録者側は転職に失敗したくないはずです。紹介される求人に満足できない場合は「希望条件に沿って求人を紹介してほしい」と正直に伝えるのをおすすめします。何でもアドバイザーの言うとおりにしなければいけないと思う必要はありません。
自分のペースで転職活動を進められない場合がある
人事転職エージェントを使う際、自分のペースで転職活動を進められない場合があります。「転職活動を急かされている」と感じるタイミングは、以下のとおりです。
- 「まだ転職活動をしない」と面談で伝えたにもかかわらず応募をうながされる
- 書類選考が通った場合は「早めに面接日程を組もう」と急かされる
- 内定をもらってから「早く承諾しないと他の方にポジションを奪われる」と言われる
すでに退職しており早く転職したいと思っているのであれば、スピーディーに転職先を決められるでしょう。しかし、仕事をしている最中に連絡がくると、転職活動自体がおっくうになるはずです。
頻繁に連絡が届く場合は、まずアドバイザーに「今は転職する気がない」「本格的に始める際は連絡する」と伝えるのをおすすめします。それでも連絡がくるようであれば、転職エージェントのお問い合わせフォームからアドバイザーの変更を依頼するか、別の転職エージェントの登録を検討しましょう。
キャリアアドバイザーを信頼できない可能性がある
人事転職エージェントを使う際、キャリアアドバイザーを信頼できない可能性があります。以下のような対応をされると、不信感を抱きやすくなるためです。
- 人事の仕事内容やキャリアパスを理解していない
- 連絡しても返ってこない
- 連絡できないと伝えている時間でも「すぐ返信してください」と言われる
登録者よりもアドバイザーの都合を優先している様子が伝われば「真剣に向き合ってくれていない」と不安になるのも当然です。相性の悪いアドバイザーが担当になった場合は担当変更をお願いするか、別の転職エージェントを利用するようにしましょう。
複数の転職エージェントを利用すると手間が増える
人事転職エージェントを使う際、複数のサービスを利用すると以下のような悩みが生まれやすくなります。

エッジコネクション編集部独自作成
連絡の手間が増えたり、確認事項が多くなったりすると、転職活動が面倒と感じるのも無理はありません。転職活動を楽にするためにエージェントサービスを利用したにもかかわらず、手間が増えるのは本末転倒です。
とはいえ、複数の転職エージェントを利用すると、他社にはない優良求人を紹介してもらえる可能性があります。利用してから「思っていたよりも良いサービスだった」と思える場合もあるので、まずは複数の転職エージェントに登録して2週間ほど使ってから、利用社数を減らしていくとよいでしょう。
人事の転職エージェントがおすすめな人とそうでない人
人事転職エージェントがおすすめな人とそうでない人の特徴は、以下のとおりです。
人事 転職エージェントが おすすめな人 | ・人事職として採用されるコツをくわしく聞きたい人 ・入社してから「思っていた仕事ではない」と後悔したくない人 ・なぜ通過しないのか原因が分からない人 |
人事 転職エージェントを おすすめしない人 | ・人事や管理部門以外の求人にも応募したい人 ・自分のペースで転職活動を進めたい人 ・3回以上早期退職をした人 |
早期退職を繰り返してきた人は、転職サイトを利用して人事求人に応募するのをおすすめします。転職エージェントを通じて採用が決まった際、企業は転職サイトよりも高い報酬額を支払わなければいけないからです。具体的な報酬額の一例は以下をご覧ください。
- 転職エージェントで採用:転職者の想定年収の約30~40%をお支払い(想定年収が500万円なら約150~200万円の報酬が発生)
- 転職サイトで採用:毎月約20~100万円の広告掲載料をお支払い
転職にかかる費用が高ければ高いほど、企業は即戦力の人材を求めます。早期退職を繰り返している方に対して企業は「スキルが身についていないのではないか」「入社してもすぐ辞めてしまうのではないか」と思う傾向にあるため、転職エージェント経由だとなかなか内定につながりづらいと言えるでしょう。
【チェックリスト】有能な人事転職エージェントを選ぶために

エッジコネクション編集部独自作成
自分に合う人事転職エージェントを選びたいけれど結局どのサービスがいいか迷う方は、上記のチェックリストを活用してみてください。
細かくチェックするのが苦手な方は、以下の人事転職エージェントに登録するのをおすすめします。
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人事転職は難しい?しやすい?有利に進める裏技も

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▼先に項目を知りたい人は、以下のリンクをクリックすると飛べます
- データで人事転職を見ると挑戦しやすいと判明
- 年代別で見ると人事転職は難しいと言える可能性も
- 2025最新の人事転職動向を分析した結果
- なぜ人事転職は難しいと言われるのか
- 人事の転職は2つのタイミングで難易度が変わる
- 表にはでない人事転職で評価されやすいポイント
- 未経験の場合は人事転職は難易度が上がる【対処法あり】
- 【まとめ】人事転職が難しい人としやすい人
データで人事転職を見ると挑戦しやすいと判明
株式会社MS-Japanの「人事・総務の転職市場レポート2024」によると、MS-Japanの人事総務経験者・希望者の登録者数は、2021年から2023年にかけて約180%以上も増加しているとわかりました。人事に携わりたい方にとって、今は転職にチャレンジしやすい時期と言えるでしょう。
求人倍率も2021年から右肩上がりの状態で、経験者向けの求人倍率にいたっては1%を超えています。つまり、人事に携わった経験のある方であれば、転職に成功しやすい状況と言えるはずです。
年代別で見ると人事転職は難しいと言える可能性も
株式会社MS-Japanが2023年に行った調査によると、人事・総務における年代別の転職決定者の割合は、以下のとおりです。

株式会社MS-Japanの調査を参考にエッジコネクション編集部独自作成
人事・総務における20代の転職決定者の割合が少ないのは、20代の転職希望者が約16%しかいなかったことと、人事経験・スキルの少なさが関係していると考えられます。同調査によると、人事・総務経験が5年未満の転職決定者の割合は、全体の約24%しかいませんでした。人事転職において、経験やスキルの多さが重視されているとわかります。
しかし、人事経験が豊富な50代以上も転職決定者の割合は少ない状態です。厚生労働省の「令和5年雇用動向調査結果の概況」でも50代の転職入職率は10%を切っているため、年代的にも転職自体が難しいと考えられるでしょう。
2025最新の人事転職動向を分析した結果

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「2040年問題」とは、1971年〜1974年生まれの団塊ジュニア世代が定年退職を迎えることに伴い、現役世代(労働人口)が急減すると言われている問題のことです。
長期的に会社の売上アップしていくためには、人材がいなければ話になりません。だからこそ、優秀な人材を確保するために働く採用人事の需要が、今後も高くなると予想できます。
また、厚生労働省の報告書によると就業の価値観は「会社や仕事よりも、自分や家庭のことを優先したい」と思っている割合が最も多いとわかりました。つまり、ワークライフバランスが整っている会社であれば、長く続けてもらえる可能性が高いと言えます。
近年は、男性育休制度の推進やリモートワークの広がりなど、昔とは異なる働き方が次々と誕生している状態です。柔軟に働ける環境が整っていないと、優秀な人材は会社を離れてしまうでしょう。新たな制度を整えるのも人事の仕事なので、人事職の増員は今後も行われていくはずです。
なぜ人事転職は難しいと言われるのか
人事転職が難しいと言われる理由は、以下のとおりです。
- 応募企業によって求められる人事の役割が異なるから
- 会社の文化や理念に共感できる人材でなければ採用に至らないから
- 社内の異動で人事になるケースが多いから
人事の役割は以下のようにさまざまなため、応募する際は「企業が求める仕事をすでに経験しているか」「未経験でもチャレンジできる素養があるか」が転職において重要です。

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また、人事は求職者と最初に接する存在だからこそ、会社のイメージに合っている方でなければなりません。社内異動で人事になる方が多いのは、会社の文化や方針をすでに理解しており、会社の顔として活躍できると判断されたからです。
つまり、人事職として採用されるためには、会社の良さを体現できる人材だと認めてもらう必要があります。会社全体が大事にしている考えに基づくエピソードがあれば、積極的に選考で伝えるべきです。
うまくアピールできた場合でも、会社とのマッチ度が低いと判断されれば採用にはなかなか至りません。人事転職は難しいと言われるのは当然と言えるでしょう。
人事の転職は2つのタイミングで難易度が変わる
人事の転職は応募のタイミングによって、入社できる難易度が変わる傾向にあります。

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新卒を受け入れている会社であれば、3月から広報活動が開始されます。3~5月は以下のような業務があるため、人事にとっては繁忙期と言えるでしょう。
- 就職フェア
- 会社説明会の準備・実施
- エントリー者の管理
つまり、人事経験者が1~3月の間に応募すれば、繁忙期に対応できる人材が増えます。中小・ベンチャー企業は少ない人数で毎年繁忙期を乗り越えているからこそ、人事経験者の存在は大きいと実感してもらえるはずです。
また、6月以降は業務が落ち着く傾向にありますが、インターンシップが以下の時期に開催されます。
- 夏のインターンシップ:7~9月(夏休み中の実施が多い)
- 冬のインターンシップ:12~2月
秋にインターンシップを開催する企業もありますが、夏や冬に比べてインターンに参加する学生の数が少ない傾向にあります。(参考:キャリタス就活:2025年卒特別調査 インターンシップ等に関する特別調査)
すなわち、10月と11月が人事にとって閑散期と言えるため、応募・入社がかなえば丁寧に仕事を教えてもらえる可能性があるでしょう。人事の経験が浅い方や未経験者は10月・11月の応募が狙い目です。
表にはでない人事転職で評価されやすいポイント

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以下の項目をクリックすると、詳細内容が書かれたページまで飛びます。
また、経験者・未経験者問わず、以下の資格を取得していると人事転職で有利に働く場合があります。
人事の役割 | 資格名 | 合格率 | 難易度 |
---|---|---|---|
採用 | 国家資格キャリアコンサルタント | 約50~60% | 普通 |
メンタルヘルス・マネジメント検定 | 約20~75% | やさしい(Ⅲ種) | |
産業カウンセラー | 約60% | 普通 | |
労務 | 社会保険労務士 | 約5~7% | 難しい |
衛生管理者 | 約45~50% | 普通 | |
人事総務検定 | 非公開 | やさしい(3級) |
経験者の場合

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たとえば、今まで採用経験を積んでいたとしましょう。求人票の仕事内容の欄を見て「採用経験の仕事を担当」と書いてあれば、マッチ度が高い求人と言えます。応募すると企業から「即戦力の人材が来た」と思ってもらえるはずです。
また「今の会社では同じ業務しか任せてもらえない」「キャリアアップして市場価値を高めたい」と思う方は、マッチ度の高さを重視しつつ、新たな仕事を任せてもらう求人に応募する必要があります。
ただ応募するだけではスキル不足と判断される可能性があるため、履歴書もしくは職務経歴書に「携わりたい業務に関する知識を、本や動画などで勉強している」と書いてアピールしましょう。自主的に勉強している様子が企業に伝われば、前向きな印象を与えられるはずです。
未経験者の場合

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未経験者が人事転職において有利に働きやすいスキル・経験は、以下のとおりです。
人事の役割 | 持っていたいスキル・経験 |
---|---|
採用 | ・営業経験 ・目標達成に向けて計画・行動した経験 ・プレゼンテーションスキル ・コミュニケーション能力 ・マネジメント経験 |
労務 | ・事務処理能力 ・労務に関する法律知識の習得 ・コツコツ学習してきた経験 ・コミュニケーション能力 ・マネジメント経験 |
人事は社員と関わる機会が頻繁にあるからこそ、コミュニケーション能力を積極的にアピールする必要があります。とくに、採用であれば社外の方と話す機会も多いため、選考でもコミュニケーション能力に問題がないか、重点的にチェックされるはずです。
誰とでも良好な関係を築ける存在だと評価してもらうためには、以下を心がけるのをおすすめします。
- 応募書類の自己PR欄でコミュニケーションに関する具体的なエピソードを盛り込む
- 5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を意識して話を進める
- 書類でも面接でも結論から述べる
- 相手の話を最後まで聞いてから話し始める
「コミュニケーションを意識して〇%顧客満足度が上がった」「チームの雰囲気が良くなってプロジェクトを成功に導いた」など、成果に結びついたエピソードがあれば、より好印象を与えられるでしょう。
未経験の場合は人事転職は難易度が上がる【対処法あり】
株式会社MS-Japanが2023年に行った調査によると、人事・総務経験なしの転職決定者は全体の13.7%しかいませんでした。経験者が優遇されやすい状況だからこそ、人事未経験者の転職難易度は高いとわかったうえで、対策を講じる必要があります。
以下の対処法を行えば、人事業務を行ったことのない方でも転職できる可能性がアップしやすいでしょう。
- 求人の応募要項に「社会人経験」と書いてある企業へ応募する
- 転職サイトやハローワークでも未経験OKな人事求人を探す
- 社会保険労務士など人事転職に有利な資格を勉強しつつ、選考で「勉強中」とアピールする
- 今勤めている企業で人事に異動できないか聞いてみる
人事として働けるきっかけを逃さないよう、積極的にコミュニケーションを取ったり、応募の間口を広げたりすることが重要です。
【まとめ】人事転職が難しい人としやすい人
人事転職が難しい人としやすい人の特徴は、以下のとおりです。
人事転職が 難しい人 | ・人事未経験者 ・コミュニケーション能力に自信がない人 ・「企業が求める人材だ」とアピールしきれていない人 |
人事転職が しやすい人 | ・人事経験者 ・スキルアップに向けて学習している人 ・企業側の要望を汲み取って柔軟に合わせられる人 |
応募書類で企業側に貢献できることをアピールできていなかったり、面接でまとまらない話を繰り返してしまったりすると、人事転職が難しくなる傾向にあります。内定率を上げたい方は、人事転職エージェントに登録して、企業が何を求めているのかをヒアリングすることから始めましょう。
まとめ|人事として働きたい方はまず転職エージェントに登録しよう
人事としてキャリアアップできる企業に転職したい方や、人事にくわしい担当者から個人的にアドバイスをもらいたい方は、本記事で紹介した以下の転職エージェントに登録するのをおすすめします。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
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