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コンサルタントコラム

営業チームマネジメント
2021.12.22

部下が育つ上司の姿勢

営業チームマネジメント / 横山 勢

マネージャーには様々な役割がありますが、
今回はマネージャーの役割の一つ、部下の育成面について見解を書こうと思います。

私もマネージャーになり、日が浅く勉強途中ですが、同じ境遇の方がいらっしゃいましたら、ご参考になりましたら幸いです。

私が【部下が育つ上司の姿勢】という観点で特に意識しているのは以下の3点です。

①責任の所在を明確にする
②経過介入しない
③考えさせるフィードバック

▼責任の所在を明確にする

当たり前ですが、仕事を任せるので責任の所在と期限は明確にしましょう。
責任の所在と期限を曖昧にすると、曖昧な結果で終わります。

「この仕事、なるはやで」ではなく、「◯日までにこの結果を残すことが貴方の仕事です」と伝え、最高の結果で終わらせるためにまずは【責任と期限】のセットを必ず定めましょう。

▼経過介入しない

仕事を任せた後は、細かい口出しはやめましょう。
ときには拙い部分も見えるでしょうが、責任を果たそうと一生懸命取り組んでいる最中に口を出せば出すだけ自分で考える力を奪い、自律の成長を阻害しています。

「あの案件どうなった?」「今日の商談どうだった?」と聞きたいですよね。グッと我慢しましょう。フォローすればするだけ部下は上司が見てくれているという安心感のもと、仕事に対する責任感は薄れ、自ら考え動くことをやめてしまいます。

任せたら待つ!
自ら考え動ける人材に成長してもらうためにも、相談はウェルカムということだけを伝えて、信じて待ちましょう。

▼考えさせるフィードバック

ものすごく重要なポイントだと思います。
特に忙しいときに相談をもらうと、自分がやったほうが早いってなりますよね。
仕事ができる優秀な人に相談したら、一瞬でその仕事を片付けてしまい、相談した人が何もしないまま問題が解決したシチュエーションを誰もが一度は目にしたことがあると思います。
当然ですが、これをしてしまうと成長しないです。
むしろ、また同じ相談が来て、自分のタスクを増やしてしまうことは容易に想像ができると思います。

相談をもらった上司は大チャンスだと思ってください。
解決に導くためのフィードバックを行い、本人に精一杯頭を使って悩んでもらいましょう。

以上3点を掘り下げましたが、すべてが最適解ではなくマネジメントには様々な流派があり成果が上がればどれも正解だと思います。

一つの手法としてご参考になりましたら幸いです。

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