事例紹介
- 株式会社Moff
医療介護DX事業本部 部長 - 井部 道彬 様
担当者が変わらず、話が早くて楽! 今手元でやりたい業務を、スポットでお願いできる。
井部様、本日はどうぞ宜しくお願い致します!
はじめに、Moff様の事業内容と特長を教えてください。
弊社は独自技術を使ったセンサーバンド「Moffバンド」を活用した、リハビリや運動療法に関するサービスを病院・介護施設、介護予防の観点で自治体へ提供しています。
Moffバンドはセンサーとタブレットのシステムを連携させて、上肢や下肢の動きを正確に計測できるため、リハビリや運動療法を遠隔で指導し、データ収集ができるんです。
リハビリや運動療法って継続が難しいと思うのですが、自分の行動した結果が目に見えてわかると、モチベーションに繋がりますよね。
Moffバンドを活用した研究成果で、“ドラム演奏で簡単に認知症重症度をスクリーニングできる“というレポートを拝見したのですが、他にどういったリハビリ支援サービスがあるのでしょうか?
今中心となっているサービスは、独自センサーとタブレットを活用した介護施設向けのリハビリ支援サービス「モフトレ」です。ほかには、リハビリ専門職向け身体機能データを見える化するサービスの「モフ測」、訪問看護ステーション向けリハビリ支援サービスの「モフトレHome」、神戸大学と弊社が提供する認知症予防のサービス「eコグニケアpowered by Moff」などがございます。
もともとは運動療法サービスで活用していたのですが、ここ数年で体力測定も始めました。
介護施設や自治体向けでは、60,70代のシニアの方に対して体力測定と運動のサポートをしています。
運動療法サービスだけでなく、体力測定の追加も取り入れることで、様々な利用者様のニーズに応えることができますね!
モフトレはどのような特徴があるのでしょうか?
モフトレは、デイサービス(通所介護)の方に絞って開発したサービスでして、特徴は3つございます。
1つ目は、計画書システムと連動しているので、計画書作成・訓練の実施・記録作成・体力測定まで、機能訓練業務を総合的にサポートして、業務を効率化できること。
2つ目は、測定の自動記録・レポート化ができること。
3つ目は、センサーが搭載されているので、利用者毎の実施記録から毎月の報告レポートが自動で作成されます。そのため、ご家族様やケアマネジャー様への情報共有にも活用いただけることです。
利用者様だけではなく、導入する団体様の負担も軽減できるのですね…!
では次に、当社のサービスを受けていただいておりますが、そもそもどのような営業課題がございましたか?
コロナ前までは、オフラインで開催していたセミナーに、興味や関心の高い方が多く参加されていて、後々導入していただき、事業が伸びていたのですが、コロナ禍に入り、売上を維持するためには、ウェブセミナーを開催して集客していく必要がありました。
ところがウェブセミナーでは、参加者の興味や関心がどの程度あるのかわからないことと、参加人数がオフラインの3倍から10倍に増加したこともあり、今の社内リソースでは、すべてフォロー&しっかりアポイントも確保することは難しいと考えたんです。
ウェブセミナーだと気軽に参加しやすくなるので、参加人数はグッと増えますよね。
当社を選んでいただいた理由は何かございましたか?
新規の企業や新規リストにコールします!という会社はよくあるのですが、ウェブセミナーの参加者など、既存のリストに対してコールできる会社がそれほど多くありませんでした。
他社と比較した結果、コール数ではなく、リスト数で選択できるサービスと価格が良いなと貴社一択になりました。
価格とサービス内容がマッチした結果ですね!ありがとうございます!
実際にプロジェクトがスタートして、当初のイメージと比べていかがでしたか?
プロジェクト開始前は、アポ率が4.5%程度を予想していたのですが、実際に稼働してアポイントを確認すると7.8%の獲得率で、想像以上の結果でした。
また、弊社が使っている顧客管理のシステムへの入力や、アポイントをグーグルカレンダーに登録していただくなど、様々な対応をお願いしました。最初こそ手間どっていたと思いますが、想像通りの運用になったかと思います。融通を利かせていただいて感謝しています。
予想していた1.7倍のアポ率ですね!想像通りの運用とのこと大変嬉しく思います。
次に、プロジェクトを通して、何か社内で変化したことがあれば教えてください。
社内での運用の流れが整ったと感じています。
ウェブセミナーを実施して、参加者リストを貴社にお渡しし、コールからアポイントを入れていただくまでの段取りがスムーズになったと思います。以前はアポイント先の企業様に手作業でZoomのURLを送っていましたが、リマインドをしていなかったため、担当者が時間通りにに入室してこないといった事態もありました。ですが、弊社でシステムを導入しまして、貴社がアポ獲得時にコールメモを入れると自動的にZoomのURLが送信され、リマインドメールも送信されるようになりました。このシステム化も業務効率改善の良い影響だったかなと思います。
社内のシステム化で対策がしっかり取れるようになったのですね!
当社のサービスを受けていただいて、印象に残ったことはございますか?
最初から、貴社の担当が横山さんで一貫しているので、事前知識があって話すのが早くて楽だなという印象です。会社によっては、担当が頻繁に変わることがありますが、貴社ではそういうことがあまりないようですね!
ありがとうございます!
ぜひ同じような課題を現時点で抱えている方々に何かメッセージをお願いします。
一般的に、価格が高い会社ほど手厚いサービスを提供していると考えられますが、費用をかけて細かい部分までサポートしてもらうべきか、それともシンプルにアポイント獲得にフォーカスするのが良いのか、営業代行の会社を選ぶときは、その使い方や期待することについて考えることが大切だと思います。
結局数字を取っていくことが目的なら、費用対効果を考えてリーズナブルな代行会社を選んだほうが、納得感も得られると思います。
費用が3、4倍も違うと、大規模なプロジェクトチームを作っていただけますが、弊社では、今手元でやりたい業務をスポットでお願いできて、スタートもスムーズで費用が安い代行会社さんが良かったんです。
自社のニーズに最も適したパートナーを選ぶことが肝心ですね!
これからも貴社の期待に応えることができるように、取り組んで参ります。
では、最後になるのですが、今後の当社のサービス内容やプロジェクトに取り組む姿勢に対してなにかご意見、ご要望がございましたらお願いします。
最初打ち合わせした時は、ミーティングがあるって聞いていたのですが、アポイントを順調に獲得いただいていたからか、なかったんですよね。ただ弊社としては、何の問題もなく、忙しかったので逆に助かっていました…!
今は、月に1回ミーティングの実施はされているのでしょうか?
してないですね!でも別にいらないです(笑)。
あとは、私達のリストの送付が遅れてしまって、コール開始が遅れ、アポイントがなかなか入らない時期があったのですが、そこはミーティングで話し合い、進め方を検討した結果、現在は順調に進んでいます!より良い結果を出すためには、お互いに歩み寄ったり、伴走する感覚を持つことが重要だと思います。
貴重なご意見ありがとうございます!
本日はお忙しい中お時間いただき、ありがとうございました!
インタビュアー編集後記
運動を楽しくする IoT ヘルスケア・医療サービスを提供する企業様。
「Moff」という名前の由来は、“もふもふ”という言葉の語源からきていて、“優しくて、あったかくて、フレンドリーな”という意味が込められているとか…!
何事も最初は頑張れますが、その効果が見えないと「これって意味あるのかな…?」と思って辞めてしまいませんか?そんなとき、Moffバンドがあれば、今行っていることが数字として目に見えるので、ゲーム感覚で取り組めます!
私もいつまでも活き活きと元気に過ごすため、体力の衰えを感じてきたらMoff様にお世話になりたいと思います。
プロフィール
- 株式会社Moff
医療介護DX事業本部 部長 - 井部 道彬 様
自社開発のウェアラブル端末「モフバンド」のモーション認識技術とアプリケーションを利用したIoTサービスを開発。 2017年より株式会社三菱総合研究所と共同で介護施設向け運動支援サービス「モフトレ」を販売し、2021年からは神戸大学と連携したシニア向け認知症予防サービス「eコグニケア」を展開しています。
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